【蜂場H】7月18日〜19日 内検レポート|まさかの3群目発見!換王王台も確認

巣箱制作

みなさん、こんにちは。
「週末ファーム」のブログへようこそ!
週末ファームのやどんです🐝

7月18日〜19日にかけて蜂場Hの内検を行ってきました。

そして今回、まさかの3群目を発見するというサプライズがありました!順を追ってご報告します。

📌 前回の蜂場Hレポートはこちら
【蜂場H】7月4日 内検レポート|1号の爆発的造巣と2号の雄蜂大量誕生を確認


1号群|王台を発見!でも慌てない

内検の結果

巣板は白く綺麗で、群の勢いも相変わらず旺盛。そして今回、右上に王台を発見しました。

Screenshot

「え、また分蜂?」と一瞬焦ったのですが…
時期と状況を整理してみると、これはおそらく**「換王王台」**と考えられます。


🍯 養蜂講座|ニホンミツバチの王台の種類

王台とは、女王蜂を育てるために働き蜂が作る特別な巣房のことです。
ミツバチの王台には種類がありますが、ニホンミツバチでよく見られるのは主に2種類です。

① 分蜂王台(ぶんぽうおうだい)
春〜初夏の分蜂シーズンに作られる王台です。
群の半分が新女王とともに巣を飛び出す「分蜂」の準備として、巣板の下部や端に複数作られます。
ニホンミツバチの養蜂で最もよく見られる王台です。

② 換王王台(かんおうおうだい)
現在の女王蜂が老齢になったり産卵能力が落ちてきたりしたとき、働き蜂たちが自主的に新女王への切り替えを行うために作る王台です。
分蜂王台と異なり、群が分裂して出ていくわけではなく、巣の中で静かに女王蜂の世代交代が行われます。

ちなみにセイヨウミツバチでは女王蜂が突然いなくなったときに緊急で作られる**「変成王台」**という種類もありますが、ニホンミツバチでは変成王台ができにくく、無王状態になると働き蜂産卵に移行しやすいという特性があります(参考:日本在来種みつばちの会)。
ニホンミツバチの養蜂では変成王台はあまり想定しなくてよいとされています。

見分けるヒントのひとつは時期と状況です。
分蜂シーズンが終わった夏〜秋に強群で出る王台は、換王王台の可能性が高いと考えられます。


今回の1号群は分蜂シーズンをとっくに過ぎた7月中旬・強群での王台出現。
群が割れて出ていくわけではなく、働き蜂たちが「今の女王蜂より若くて優秀な新女王にバトンタッチしよう」と自主的に世代交代を進めている状態と考えられます。

むしろ群自らが最適なタイミングで女王を若返らせようとしている、蜂たちの判断力の賜物ですね。

今後の方針

換王王台は下手に触ると壊すリスクがあります。
次回内検もそっと覗くだけにして、静かに新女王の誕生を見守ります🙏


2号群|超満員のまま夏を維持中

内検の結果

Screenshot

画面の隅々まで蜂がはち切れんばかりに詰まっています。
分蜂した様子はまったくなしです。

以前底板に散乱していた雄蜂の蓋は、分蜂のためではなく、強群ゆえの余力か、あるいは1号群と同じく換王の準備だった可能性が高そうです。

4面巣門のおかげでこの超満員でも蒸れることなく、最高潮の勢力を維持したまま夏を乗り切ろうとしています。
本当に頼もしい群です。

今後の方針

このまま見守りでOKです。
4段目が満杯の状態が続いていますが、4面巣門が効いているのでこのまま夏を越させる方針です。


まさかの3群目を発見!

そして今回の蜂場Hで、嬉しいサプライズがありました。

待ち箱に自然入居している3群目を発見!!

いつの間に入ってくれたんだろう…という感じで、完全に予想外の展開でした(笑)


3群目|即日で4面巣門化&継箱作業と新たな試み

発見したその日(7月18日)に、さっそく4面巣門の取り付けと継箱作業を実施しました。


🍯 養蜂講座|入居直後に4面巣門と継箱をする理由

自然入居直後の巣箱は「待ち箱」仕様のままのことが多く、通気性や空間に余裕がない状態です。そのまま放置すると夏場の蒸れによる巣落ちリスクや、手狭になることで引き起こされる逃去リスクが高まります。

ニホンミツバチは環境への敏感さがセイヨウミツバチより強く、不快な環境になると比較的容易に逃去する傾向があります。入居後はなるべく早めに4面巣門で通気性を確保し、継箱で造巣スペースを広げることが、安定した群の育成につながります。


4面巣門と継箱の作業は無事完了。

そして今回、新たな試みも取り入れました。

継箱自体に巣門を取り付けたものを使用しており、上から2段目の部分に巣門があります。しかも対角に2箇所設けているため、4面巣門+上部巣門(2箇所)の換気システムという構成になっています。

この狙いは近年の酷暑による巣落ち対策です。

底部の4面巣門だけでなく、上部からも換気できることで巣箱内の熱と湿気をより効率的に排出できると考えています。下から入った外気が上部から抜けていく、いわば**굴뚝効果(煙突効果)**を期待しての構造です。

吉と出るか凶と出るかはまだわかりません(笑)

ただ、実は蜂場AのB群でも同じ仕様を取り入れていますが、現在のところ問題はなく巣落ちも起きていません。今後も様子を見ながら、問題なければ来年から本格的に取り入れていこうと思っています。

初内検もあわせて行いましたが、1号・2号と比べると巣板はまだ小さめで群のサイズも控えめです。ただ蜂球が巣板をしっかり包んでいて健康状態は良好。スペースと通気性を整えてあげたので、これから秋に向けて巣を伸ばしていくベースはバッチリ整いました。

Screenshot

遅めの入居群ですが、ニホンミツバチは秋に向けて越冬準備のために蜜を蓄える習性があります。これからの成長がとても楽しみな群です👀


3群の現状まとめ

1号群2号群3群目
健康状態極めて良好超満員・最高潮良好・これから
特記事項換王王台を確認分蜂なし・勢力維持待ち箱に自然入居
今後の方針静かに見守るこのまま夏越し秋に向けて成長を見守る

2群の強群に加え、成長株の3群目が加わった蜂場H。

強群2群+これからの成長株1群という、なかなかバランスの良い蜂場になってきました😊

今後の3群それぞれの成長を見守っていきます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
「週末ファーム」では引き続き、日本蜜蜂の飼育記録を発信していきます🐝

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