フローハイブ1号の蜂場へ
天気:晴れ
時間:14時
気温:29℃
残念ながらフローハイブ1号機の消滅が確定しました。
蜂場に到着した瞬間、フローハイブ1号にオオスズメバチが群がる様子が目に飛び込みました。
この日に限って防護服を忘れてしまった為、帽子タイプの綿布は所持していたのでそちらを着用するも、さすがのオオスズメバチの数に恐る恐る作業を進める羽目に。
オオスズメバチが飛ぶたびに、驚いたが刺激しないように慎重に対応しながらも、なんとか作業を続けることに。
群の崩壊の原因:夏分蜂時の弱体化、アカリンダニ、スムシ
まず、オオスズメバチへの対応として粘着トラップを設置しましたが、今回はオオスズメバチ用の物を購入してみた。
なんだか粘着力が不十分なため、稀に脱出する蜂もいて怖かった。
やはり、ネズミ用の粘着トラップの方が協力で効果が高いかもしれません。
しかも、安い!!
その後、フローハイブ1号を解体したところ、巣はスムシ(ハチノスツヅリガの幼虫)に食害され、崩壊していました。
蜜はまだ多少残っていましたが、アカリンダニの影響で群は消滅、最終的にスムシの食害で崩壊に至ったと考えられます。
夏分蜂がきっかけで群が弱体化し更にアカリンダニへ感染。
以前の観察で「Kウイング」の兆候を見逃していたことが悔やまれます。
やはり群の存続を考えるとアカリンダニ対策としてメントールは大事ですね。
今年は試練と思って
残念ながら、フローハイブ1号機は消滅し、今年は残り1台のフローハイブ「希望の群」のみが存続しています。
今年は分蜂数が少なく、猛暑や巣落ち、逃去といった数々の試練に直面しましたが、この経験を来年の養蜂に活かしていきたいと思います。
群の崩壊の教訓として、今後はオオスズメバチやアカリンダニ、スムシといった天敵に対して早めの対応を心がけ、群の存続を最優先に管理していきたいと決意しました。
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