20240921 1号機

フローハイブ

フローハイブ1号機の様子

2週間分の比較を記録。

日時:9月21日(土)16時頃

天気:曇り

気温:28℃

巣箱の観察

ここ最近の巣箱を見たときの第一印象は

元気がない…

時間を遡ること一週間前の9月14日(日)の出来事から

蜂達の出入りも少なく、一見すると巣箱には蜂達がいないように思え、逃去もしくは消滅したかのように感じる程の静まり返り。

当然、心配になり巣箱内の様子を確認してみた。

巣箱下から覗いてみると

蜂達がいたことにホッとしました。

巣箱内で活動していたが、蜂数は少なく巣板が丸見えになっていた。

夏分蜂をしたあとからこのような状況です。

細かく巣箱内の蜂達を観察していると、よろしくない蜂を見つけた。

Kウイングの形をした蜜蜂を発見してしまった。

Kウイングの症状がでる一番の原因は「アカリンダニ」です。

ただ、調べてみるとアカリンダニ以外でも症状は出るようで、以下の症状でもKウイングは確認されるようだ。

  1. 病気感染症:ウイルスや細菌感染症(バロアダニなど)。
  2. 栄養不足:それなりな餌や栄養の欠如。
  3. ストレス:環境変化や過密飼育、捕食者の存在。
  4. 遺伝的責任:遺伝的な問題による翅の異常。

徘徊蜂も特に見当たらず、ひょっとしたら蜜源枯渇期間で栄養不足もあるのかな?

と、都合よく考えてみたが、心配になったので21日に再確認へ

すると、一週間前に比べて、蜂達が増えているような感じに見えた。

写真に記録するのも忘れてしまったが、床面には「蝋燐」が少しだけ落ちていた。

巣の再構築をはじめたのかな?

7月に比べると王台も全て取り除かれていることから、まだまだ巣の再構築はあるのかもしれない。

これが7月の巣箱内写真になる

王台も無ければ5時方向の巣の形も変化している。

やはり無駄巣の撤去かもしれない。

フローハイブの様子

フローハイブの貯蜜状況を確認していくと

やはり枯渇時期のせいか一向に増える様子は無いです。

側面の監視窓から見てみても

無くなっています。前回はまだ発酵蜜が一目みて確認できましたが、ほぼ無くなっているようです。

反対側の観察窓の様子も見てみると

こちらは若干ではあるが、発酵蜜が確認できました。(写真中央より右下のあたり)

蜂達も全くではないがフローハイブのところでお仕事はしてくれているようです。

前回より貯蜜量はマイナスとなりました。

今回の作業の結果

今回は蜜蜂の群れの中にKウイングの症状を出していた蜂がいたため、不安になり再度蜂場を訪問し少しだけ餌を与えてみました。

これによりどうなるか?というところです。

今年は猛暑が続き蜂達も過酷な夏だったと思います。

これからは涼しくなる傾向になるので、蜜源も増えてミツバチたちも過ごしやすい環境になってくるでしょう。

貯蜜がとても楽しみです。

ただ、不安なのはこれから秋ではなく冬になるのでは?と少し心配しています。

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