この度、2機目のフローハイブを搭載しました
いままでこの二機目のフローハイブを載せたものは、消滅するという負の連鎖があり
そのジンクスを打ち破ってくれることを願って新しい群に搭載するこにしました。
今回の搭載前に3群に搭載した結果、全て消滅してしまいました。
呪われているようですが、これはただ自分の知識不足・経験不足・タイミング・環境が悪さしていたのもありました。
なので本当に呪われているわけではない…はずです。笑
今回紹介する群には、そのトラウマを打破してくれるよう頑張ってほしいです
夏分蜂による入居
今回、搭載させる群は市内のB養蜂場の群になります。
この群は分蜂時期(3月〜5月上旬)に入居すること無く置いてあった待ち箱を
そのまま諦めずに放置していたら入居した群になります。
ダメ元で確認にいってみようと蜂場へいってみると
巣箱の方へ虫が飛んでいくのが見えました。
「これは!?」と思い巣箱のほうへ向かうと・・・
決定的瞬間を目にしました!!
い、いました!!
入居です!(7月26日)
一月程前にも様子見で訪れた際は、入居の様子がなかったので正直驚きです!
入居してくれた蜂達は旋風隊もたくさんいてとても元気な様子。
巣箱内の様子
巣箱内がどこまで成長しているか確認をしたところ
まさかのまるまる2段分くらいの巣ができていました。
そして、とても強そうな群でした。
それにしても、巣の成長スピードがとても早くて驚きです!
この強そうな群ならフローハイブを載せても良さそうに感じました。
フローハイブの設置へ
とても元気の良い群で、巣の成長からすると育児エリアも確立しているので、
フローハイブの設置をしても大丈夫だろうと確信し工事開始!
(ついでに四面巣門への交換を検討)
屋根を開けてみると、運良く蓋とスノコの間に無駄巣を作っていなかったので、巣を切り取ることもなくとても簡単に作業をすることができました。
スノコは一枚の板から制作しているこのタイプ
スノコ上には蜂達がいましたが、少しどいてもらいその上にフローハイブを載せ作業は完了。
四面巣門もただ載せ替えるだけなので、作業的にはラクラク進みは問題なく作業終了。
作業後
作業後の巣箱はこのような状態に
既存の重箱式巣箱と多少、外寸法に違いがありますが、内寸法はこれと言って違いがないので外寸法を
左右振り分けで設置しました。
設置直後のフローハイブは
設置後、片付け作業を終えてから、フローハイブの側面監視窓をあけてみると
奥の方に興味を示したのか、蜂達が上がって見学している様子を確認できました。
少しでも興味が出てくれれば大丈夫と思い、この日は蜂場を後にした。
翌日の様子
今までのこともあり(逃去や消滅)、翌日様子を見に行くことにしました。
蜂達は特に問題なさそうに出入りをしてくれていました。
四面巣門も問題無く使ってくれていて気に入ってくれたようでした。
フローハイブの様子
監視窓を開けて様子を見てみると、蜂達はフローハイブを受け入れてくれたようで、フローハイブの巣房の中に入り作業を進めてくれていました。
写真のフローハイブの黒色に欠けている部分が蜂達が出入りしている様子になります。
おそらくこの蜂たちはフローハイブの割れ目部分を蜜蝋で埋めている作業をしているのではないかと思います。(下記に側面から見た写真があるので参考にしてみて下さい)
側面部部の監視窓
こちらが、側面部分の監視窓
開けてみると興味を示し始めた蜂達がたくさん増えてきて作業していました。
フローハイブの巣房の割れ目部分を見るとしっかりと溝部分を修復してくれてある様子が確認できます。
蜂達は違和感なくフローハイブを受け入れてくれたようです。
最後に仕上げ
これからまだまだ暑い夏がつづくので、日除け用に簾をセットしてあげました。
緑いっぱいの中竚む姿になんだか立派に見え、だいぶ涼しげな見た目になりました。
屋根部分は、四面巣門へと変更した際に、使わなくなった底板をトタン屋根の上において、二重構造の屋根にしました。
これにより上部から照り続ける日をカットできるでしょう。
暑い夏はこれで凌げるでしょう。
仕上げに転倒防止用にバンドで固定して作業終了。
これからのこと
今年は、正直どこの置き場も駄目で養蜂ができなくなるんではないか?
と覚悟していたぐらいの群数の落ち込みで凹んでいました。
そんな中、新しい場所での新しい群の入居だったので、本当に嬉しい出来事でした。
そして、何よりも強そうな群!!
今後の様子の確認は一週間から二週間が経過したあたりで確認しにいき貯蜜が進んでいるか確認してみることにします。
次回はフローハイブ未搭載の群だったり、隣町にセットしてるフローハイブの様子も見ていきます。
フローはハイブを搭載した群はだいぶ距離が離れているので、比較をしていきたいです。
- それぞれの貯蜜スピードを見る
- 一年を通してどちらの置き場のほうが蜜源豊富なのか?
- 季節での集蜜量はどのくらいか?
- 味の変化
などを比較して見ることが、できるかもしれません。
これらを見るにはまずは蜂達が健康でいてくれることからですね。
しっかり管理観察を見ていきたいと思います。
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