前回、2機目のフローハイブを搭載してからのこと
油断していた
フローハイブを搭載してから翌週のこと。
内検をしにいくと、いつもの雰囲気と違い蜂達が活発に活動していないことに気がついた。
なんだか巣箱の出入り口をフワフワと飛ぶ蜂。
まさか!とおもい床にあたる底板を取ると
巣落ちしていました!
巣箱の中はこんなに
巣板の2枚が落ちてしまっていました。
ここは1日中木陰で管理している群の中では一番涼しい場所なので、本当に予想外のことでした。
とりあえず、巣落ちした部分だけを取り除いて、綺麗にすることにしました。
こんなにポッカリと空間ができてしまった。
全ての巣が落ちなかったのは不幸中の幸いでしょう。
原因として
- フローハイブを設置してからの翌週は気温が一気に上がったというのあったと思います。確か静岡県が全国一暑かった日もこの週になります。
- この群は蜜が豊富だったので、前回の採蜜で遠慮せずにもう一段採蜜をしておけば、蜜の重量に負けずに踏ん張ることができたかもしれません。天井部の巣板が固定されていないと、結構脆いようでフローハイブの設置タイミングが悪かったようです。
- 巣落ち防止棒がない。去年に入居した際に突貫で作った巣箱だったので巣落ち防止棒の設置をし忘れていたのが大きいです。日陰だし大丈夫だろうを甘く見てのも原因の一つ
- スノコの設置も原因の一つとして有りそうです。採蜜した際に、スノコも一緒にもって帰ってしまい、切断部の上に直にフローハイブを設置してしまったことから、切断部とフローハイブの距離ができてしまい蝋付けが間に合わなかったことも考えられそうです。
今後の対策として
フローハイブを設置するときは、気温が熱くなりすぎないときを選ぶこと、今年のような梅雨前に高温になるのは稀ですが、設置する際は1週間の天気を確認し気温が上がりすぎないときを選びましょう。
そして、スノコの設置を怠らないこと、今回は手持ちにナイフ等がなく、スノコについた巣を摂り切ることができなくて渋々スノコを持ち帰ってしまいました。ここで時間を掛けてでもスノコの設置を行っていれば今回の事件も防げたかもしれない。
そして、本当に初歩的なミス。巣落ち防止帽の未設置。本当に個々の環境に甘えてしまっていた。今後は、どんだけ日陰であろうとも全巣箱にはしっかりと巣落ち防止帽の設置をしていきます。
終わりに
終わりになりますが、日本蜜蜂の養蜂はどこか手を抜いたりすると、いつかしっぺ返しを食らうということが今回の件で痛感しました。今後は巣箱の見直しと、気温の確認、採蜜後の妥協などなくしてもっと真剣にミツバチたちと付き合っていきます。
今年は他の群でうまく行っていなくて危機的状況となっています。
なんとか夏を乗り切れるように踏ん張っていきます。
この群は消滅まではしていないので今後どうだったか記録していきます。
それにしても、この2機目のフローハイブを設置した群は偶然かもしれないが、試練が訪れる気がする
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