設置場所を決めたら蜜蜂たちの入居率を高める道具の紹介
巣箱を設置するだけでも入居するにはするのですが、分蜂シーズンは年に一度!
できる限り入居率を上げたいですね。
実はその入居率を高める道具があります!
ですが、全て用意したからといって100%入居するとは限りませんのでそのへんはご了承ください。
入居率を高める道具
入居率を高める道具は次のものになります。
- 誘引植物
- 蜜蝋(日本蜜蜂から取れた蜜蝋)
- 待ち箱ルアー
他にもあるかもしれませんが、この3つが王道の入居率を高める道具になります。
誘引植物
誘引植物は種類があります。
- キンリョウヘン(ラン科シュンラン属の1種)
- デボニアナム(キンリョウヘンと同じ種で、開花時期がキンリョウヘンより少し遅い)
- ミスマフェット(キンリョウヘンとデボニアナムの交配種)
- フォアゴットンフルーツ(キンリョウヘンの親戚にあたる種)
- シンビジウム アクシデンタル(キンリョウヘンとミスマフェットの交配種)
わかっている中ではこのれらの種類になります。
花が開花すると嬢王蜂のフェロモンとにた香りを放つため日本蜜蜂の誘引に適している植物になります。
開花すれば強力な入居率アップの道具となりますが、分蜂時期に合うように温度管理をして開花させる技術が必要だったりと手間があります。
私は誘引植物等の経験がまだ浅いですが、まずはキンリョウヘンの誘引で開花させて待つことにしています。
設置方法はこの開花したものに玉ねぎネットなどを被せ、巣箱(待ち箱)の横に置いてあげるだけで良いです。玉ねぎネットなどを被せないと分蜂してきた蜜蜂たちの熱で、せっかく開花した誘引植物がダメになってしまうそうです。
購入場所は、最寄りのホームセンター等ではなかなか目にすることがないので、インターネットで購入するほうが探す手間も省けてオススメです。
どれを試しても楽しそうですね。
・キンリョウヘン
・デボニアナム
・ミスマフェット
・フォアゴットンフルーツ
・シンビジウムアクシデンタル
蜜蝋(日本蜜蜂のもの)
日本蜜蜂から取れた蜜蝋を使用します。
セイヨウミツバチとニホンミツバチとでは種類が違うのでニホンミツバチの蜜蝋を使用しましょう。
この蜜蝋を溶かして巣箱の巣門枠やスノコに塗って使用します。
蜜蝋を塗ることによって、ニホンミツバチが「ここは以前巣があった場所なんだ。」
と、思い込ませ安心感を与えることができるようです。
ですが、過度にぬるのは注意してください。
うっすら濡れているぐらいで十分です。
こちらも近所で売ってることはほぼないと思うので、インターネットの使用をおすすめします。
待ち箱ルアー
こちらの待ち箱ルアーは上記に書いたキンリョウヘンのフェロモンを使用し効果を長く保てる道具になります。大体1ヶ月くらいが推奨されている期間です。
金稜辺の開花コントロールが面倒だったり、簡単に設置したい人にはもってこいの道具になります。
設置方法は、巣箱にネジ止めするだけでお手軽です。
こちらも絶対に近所のホームセンターには売っていないのでインターネットでの購入が必要になります
調べると、複数の商品が出てきますが、自分はこちらを使用しています。
推奨期間は約1月程度と書かれていますが蜜蜂入居後は使用しなくなるので、早めに回収することができ、表面の水玉模様が消えていなければ、まだ使用できます。
しっかり密封して冷蔵保存しておけば、翌年も使用できます。
昨年はその使いがけ待ち箱ルアーを使用し入居してくれました。笑
まとめ
以上が、入居率を高めてくれる道具でした。
全てを合わせて使用して準備万全にしても良いともいますが、キンリョウヘンと待ち箱ルアーをあわせて使用するのは過剰過ぎるかもしれません。費用も増してしまいますしね。
「誘引植物」か「待ち箱ルアー」+蜜蝋の組み合わせが一番オススメになります。
これからニホンミツバチの養蜂を始める方は、待ち箱ルアーと蜜蝋の組み合わせが簡単で導入しやすいでしょう。
なれてきたら、誘引植物にチャレンジして分蜂時期を楽しんでみましょう。
個人的には、「シンビジウム アクシデンタル」を試したくなりました。
以上が、入居率アップの道具紹介でした。
これからは、実際の飼育記録を書いていこうと思います。
コメント