今回制作する部分は、スノコ部分を制作していきます。
スノコとは
このようなもの(重箱上にせっちしてある板)
※スノコ部分は絶対に必要というパーツではありません。
ただこのスノコを使用することでたくさんのメリットを得られます。
この形にしなければいけないという決まりも特にありません。
板と板を組み合わせて制作しても構いません。
このスノコは私が必要に応じて考えた作りになっています。
ただ溝を切っただけですが。笑
メリット
- 蓋を簡易的に開けることでる
- 蜂たちの健康状態もある程度しれる
- 有事の際の給餌が可能に
- ダニ対策が可能に(アカリンダニ)
- こちらはおそらくですが、蜂たちの巣箱内の導線を確保(スノコ上から隣の巣板へ)
デメリット
- 蓋が容易に開けることができない
- 給餌をすることができない
- ダニ対策ができない
- 蓋を開ける際、巣の切断作業があるため少なからず蜂の犠牲がでる。
必要材料
一枚の板のみで制作する場合
・板材(重箱の外寸法と同じもの。296×296。厚みに決まり無し)
複数の板を組み合わせて制作する場合
- 板材(30mm×285mmを8枚。厚みに決まりは無し)
- ステンレスネジ(2枚の板を合わせたときに貫通しない程度の長さ)
制作方法
一枚の板のみで制作する場合
まずは6mmの穴を開けていきます。
ボール盤を使用しても良いですしインパクトを使用しても大丈夫。
穴開け
- 板材の木目が縦になるようにします(間違えると剃りが発生します)
- 鉛筆などで下書きすると目安になり作業が楽です。
- 重箱内寸の端の位置(上部から41mm左右どちらか41mmのところ)
- 上記の場所を開けたらそこから33mm隣の所に穴を開ける
- 全部で7箇所開くように、3を繰り返す(最後33mmにならない時は、板の端から41mmの所で穴を開ける)
- 穴を開けた反対側にも同じように穴を開けておくと今後の作業が楽になります。
溝作り
糸ノコ盤を使用します。
糸ノコ盤が最寄りのホームセンター等でない方は、糸ノコ盤を買うより、電動工具の「トリマー」を
購入しても良いですね。私は持っていませんがメチャメチャ欲しいです!!笑
今回はこの機械を使用し溝を作っていきます。
穴から穴へ真っ直ぐ切っていきます。
多少の曲がりは、気にしなくていいです。
全ての穴と穴をつなげたら完成!!
完成とまとめ
完成するとこのような姿になります。(次箱付き)
重箱の底から見ると
これでスノコ部分の完成となります。
お疲れ様でした。
作業がなれると1枚10分くらいで完成すると思います。
板状のもので制作すると凸凹がなくなりその上に追加で箱を置きやすくなります。
自分はフローハイブを搭載するので、この形にしています。
次回はそのフローハイブをついに解説していきます。
おたのしみに!
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