奇跡の越冬成功と黄金の蜜

フローハイブ

こんにちは、「週末ファーム」です。
今回は本当に久しぶりの投稿となります。
しかも、まさかの「フローハイブ」についての、待望のネタです。

昨年秋、知人が管理している日本ミツバチの群れにフローハイブを設置させてもらいました。
あのときは「この群れ、冬を越せるかなぁ…」とかなり不安だったのをよく覚えています。
その時点で諦めの意思を出したのを恥ずかしく思います(^_^;)

現状このような感じ

巣門を開けるとたくさんの蜜蜂が!!

嬉しいことに春を迎えた今でも、しっかり元気に生き延びてくれていました!

蜜蜂の生命力に拍手!
そして、さらに驚いたのは、なんとそのフローハイブに蜂蜜がしっかりと貯まっていたのです🍯

白い壁部分が蜂蜜が完成し蓋をされている状態。


越冬からの奇跡と、いざ採蜜!

様子を見ながら慎重に採蜜スタート。
久々のハンドル操作に少し緊張しつつ、ゆっくりとひねって1フレーム分を採蜜しました。

不思議だったのは、ミツバチたちの反応。
蜜が吸い出された瞬間、まるで「巣が崩れた?」というような困惑した様子で巣箱内では慌てた様子を伺えました。

でも、「まさか蜜が抜かれているなんて」とは思ってもいなかったでしょうね。
そんな様子で採蜜のこと自体にはまったく気づいていない様子。
これがフローハイブのすごさでもありますね。

おそらくミツバチたちにはこのフローハイブは想像も理解もできない代物だと思います。


🧼掃除を始めたミツバチたちの「働き」

数分後、ミツバチたちが空になった巣房の蓋の部分をせっせと掃除し始めました。
ここで、ちょっとした疑問が…。

自然界で、蜜が急になくなるなんてことある?

きっと、ないはずなんですよね。
それでも蜜蜂たちは、状況をちゃんと“判断”して、蜜がないなら掃除していました。
このあたり本当に不思議に思いました。

下の写真は掃除をし始めた蜜蜂です。蓋を持ってせっせと運んでいました。

いい意味で単純なのかなぁ。なんて。笑


🍯今回採れた蜂蜜の量と感想

採れた蜜の量は約500gほど。
量としては多くないですが、色は透き通るような黄金色で、香りも濃厚。
試食してみたら、ほんのり花の香りがしてとても上品な味でした。

後日、巣箱の様子を見に行くと、空になった巣房がとてもキレイに掃除されていて驚きました。
まるで「またここに貯める準備完了。」と言っているようでした。


🐝フローハイブの魅力とミツバチへのやさしさ

フローハイブのいいところは、季節ごとの蜜をすぐに採蜜できること。
溜まったらすぐに採蜜できるので季節ごとの蜂蜜を楽しむことができます♪

そして、もう一つは、ミツバチの巣を壊すことなく蜜を採れること。
巣作りにかかる労力を減らしてあげられるという意味では、ミツバチたちにも優しいシステムです。

今年はまたこの群れが、元気に蜜をためてくれることを願いながら、そっとその場を後にしました。
自然と共にある暮らしのありがたさを、改めて実感する出来事となりました。

おわりに

もしかしたらこの群れが蜂蜜稼ぎ頭となり年初心配していた「はちみつ屋さん」もできる・・・かもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました