オオスズメバチ襲撃

飼育状況

2025年10月12日 天気:くもり

こんにちは。
週末ファームの高木です。
今回もフローハイブネタはお休みとなります。そこでタイトルのお話

秋の訪れとともに、オオスズメバチの活動が活発になる季節。
今回は、自分が管理している「梅の木」群で起きた出来事を記録しました。


🐝 オオスズメバチ襲撃の知らせ

地主さんからの一報——

「スズメバチがたくさん来ているよ!」

すぐに現地へ向かうと、巣箱の周りにはオオスズメバチが5〜6匹
思わず足がすくむような光景でした。

普段はネズミ対策用の粘着シートを使っていますが、この蜂場は2週間に一度しか訪問できない場所
頻繁に張り替えるのは難しいため、今回はネットによる長期防御対策を試すことにしました。


🧰 新たな防衛策「けもの避けネット」の導入

準備したのは以下の2点です。

  • 1.2mm角のけもの避けシート(網)
  • 地面固定用のピン

蜂場に到着し、オオスズメバチを追い払うため効果が有るかわからないが、とりあえず「ビーサイレント」を噴霧。
スズメバチは匂いに耐えられないのか、退散していきました。

その隙に急いでネットを設置
見た目は少し無骨ですが、細かい網目がオオスズメバチの動きを阻むには十分です。

実際に設置後、再び襲来したスズメバチたちは、網の隙間にうまく入れず諦めて退散


予想以上に効果がありそうな手応えでした。


🐝 巣箱の中で起きていた“死闘” ※観覧注意!!

設置を終え、ふと気になったのがミツバチたちの様子。
巣門には1匹も姿が見えず、嫌な予感がよぎります。
「もしかして逃去してしまったのでは…?」

底板を開けてみると・・・

なんとオオスズメバチの死骸が10匹以上
ここでも不安がよぎった「まさか、全滅させられたか!?」
巣箱内の様子をすぐに確認すると蜂たちは数も多く元気そうで一安心しました。

どうやらすでに巣内にオオスズメバチが侵入されていたようですが、我らがニホンミツバチ軍団が“熱殺蜂球”を炸裂し撃退していたようです🔥


「もっと早く対策してあげたかった…」と、少し反省。

🌸 今後の展望と採蜜の期待

今回の防衛ネット対策は、しばらく様子を見ながら効果を確認していきます。
オオスズメバチ襲撃の影響で逃去しないことを祈りつつ、
巣の成長具合に応じて採蜜も検討したいと思います。

ただ、今年は猛暑で花が少なく、蜜源が厳しいシーズン。
それでも、秋の花が咲き始めるこれからに少し期待しています。


🍯 まとめ:自然の中の小さな戦士たちへ

今回の出来事を通して改めて感じたのは、
本当に自然は弱肉強食の世界。

生きるか死ぬかのなか、お互い必死に生きていることを痛感しました。
ミツバチも越冬の為に巣を守るが、
捕食者のオオスズメバチも越冬の為に食料の捕獲。

自然の攻防戦を目の当たりにしました。

次回は、オオスズメバチの襲撃が落ち着いたか?貯蜜状況による採蜜の可否が報告ができることを願いつつ、しばらく見守りたいと思います。

今年の採蜜も11月かなぁ。

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